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真知子からの招待状

第39章 佐伯胡桃の想い③

クリも花弁も震え

デスクの上の書類が蜜で滲む。


「お願い……触れてほしいの……」

「俺のこと愛してるんだろ?」

「ぅん……愛してる……」

「ちゃんと見てるから。イッてごらん」


直也に見られているだけで絶頂に達したのは

LPH RESORTを辞めた

あの一度きりだった。


直也はそれに味をしめてしまった。

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