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真知子からの招待状

第40章 本條斗真の決断④

「それほど平井さんが好きなんですね」

「……」

「平井さんを奪おうとか考えないんですか?」

「考えたこともありません」


真知子は本気で俺に抱かれようとしている。


「立派なお人だ」

「これが私の愛し方ですから」


胡桃を想う俺を阻止してまで

平井直也の幸せを願うのか。

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