テキストサイズ

真知子からの招待状

第41章 平井直也の決断④

別にこの光景を見られても構わん。


「ぁあんッ……直也ぁッ……チューしてぇッ……」


胡桃はそう言いながらも

自分から俺に唇を重ね舌を絡ませる。


「お取り込み中に申し訳ございません」


女性店員が声を掛けるが

胡桃と濃厚なキスをしているせいで

顔なんて見れない。


「御無沙汰しております」


聞き覚えがある声。


胡桃から唇を離し声の主を確認する。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ