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真知子からの招待状

第43章 平井直也の決断⑤

深夜、ダブルベッドの隣で寝ていた

胡桃の寝言。


「ん……斗真ぁ……」


俺は胡桃を抱き起こし頬を思い切り叩いた。


「え……直也?」


何がなんだか分からず狼狽している胡桃を

今度は殴り付けた。


ここから先は覚えていない。


我に返った頃には

胡桃の全身が赤く腫れ上がっていた。

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