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真知子からの招待状

第45章 平井直也の決断⑥

胡桃の身体は未だアザだらけである。


胡桃の身体をそっと撫でる。


「ごめん……」


俺は何てことをしてしまったのだろう。


「ちょっと待って」


胡桃は俺から離れカーテンを締めた。


「直也は何も悪くないよ」


部屋の中は暗くなり

辛うじて互いの存在が

認識出来る程の明るさ。

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