テキストサイズ

真知子からの招待状

第46章 本條斗真の決断⑤

「ごめんなさいね。驚かせてしまって」

「真知子さん……ですか?」

「はい」


真知子と名乗った女性は

ハットとマスクを外した。


真知子とはまるで別人だが

声や仕草は真知子そのものだった。


「本当に……真知子さん?」


どうしても信じられなく

再び聞いてしまった。


「はい。これが本当の私です」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ