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真知子からの招待状

第51章 LPH支配人代行 松岡千鶴②

「千鶴の話だけどね」

「ぅん……」


斗真がようやく口を開いた。


「俺に……いやッ!……何でもない!
何でも!」

「斗真?」


斗真がシャンパンを一気に飲み干す。


「俺に出会う為の過程にしかすぎない……
なんちゃって!」


斗真は自分のグラスにシャンパンを注ぎ

再び一気に飲み干す。


「千鶴のこれまでの経験は俺の為なんだよ」

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