『真知子からの招待状』第7章「二階堂真知子という女①」　91ページ

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真知子からの招待状

第7章二階堂真知子という女①

20歳になるまで待てと？

ここまで頑張ってきたのに？

嫌だ……

二年も待てない。

「目先のことに囚われすぎなんだよ」

あぁッもうッ！

黙っててよッ！

今、考えてるんだからッ！

「年齢なんか誤魔化せる！親には友達の家に
泊まるってウソつけばいい！」

「そんなしょうもない嘘までついて泊まる
価値があるのか？そのホテルとやらは」