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真知子からの招待状

第57章 本條斗真の決断⑥

「お気遣いありがとうございます」

「礼には及びません。それに僕も胡桃さんの
怪我に関わった一人でもあります」


当然ながら胡桃の父親の顔が豹変する。


「お話を御伺いしてもよろしいですか?」


胡桃と交際を始めてから

現在に至るまでの経緯を

胡桃の御家族に話したが

LPH RESORTのことだけは伏せた。


娘が風俗嬢をしていたとは

どうしても言えなかった。

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