テキストサイズ

真知子からの招待状

第58章 佐伯胡桃の想い⑧

その騒がしい中

予備の補聴器をスワロフスキーで

デコレーションしている私を

斗真が不思議そうな顔で見ていた。


「斗真?」

「あ……もしかして胡桃のスマホも自分で?」

「そうだけど……知らなかった?」


斗真が「そうか!そうか!胡桃だったのか!」

と珍しく大声で笑いだした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ