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真知子からの招待状

第59章 本條斗真の最終決断

しかし胡桃はデコレーションする手を止め

バッグから財布を取り出し立ち上がった。


「ちょっと出掛けてきてもいい?」

「いいけど……どうしたの?」

「さすが斗真!忘れてたわー!サンキュー!」


胡桃は俺の問いに答えず出ていってしまった。



30分ほどして胡桃は

息を切らしながら帰ってきた。


「良かったぁ!間に合った!」

「何が?」

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