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真知子からの招待状

第59章 本條斗真の最終決断

「今日は一緒に帰ろうか」

「平日なのに?」


胡桃は千葉の実家から会社までを

電車で往復していた。


それは胡桃の意思であり

本條グループには在籍していない。


ただ社長室を装飾しに来ているだけだった。


「胡桃のお父さんとお母さんに大切な話があるから」


胡桃はハッとした表情を浮かべた。


さすがに胡桃もプロポーズだと気付くだろう。

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