BL短編
第3章 狂愛
「んっ...」
(まただ...)
相馬 葵(ソウマ アオイ)は通学電車で痴漢にあっていた。しかも、今回だけではなく、今月から学校のある日は毎日だった。
(俺、男なのになんで...)
さらさらの黒髪、細いが引き締まった身体、整った顔立ち。男から見ても美人だと思われる。そんな彼は電車内でも一際目立つのだ。
(早く...駅に着いて...)
学校の最寄り駅まであと15分。この微妙な時間が彼を苦しめる。
「あぁっ...」
痴漢の指が下着の中に入って、彼のお尻を揉みだした。思わず声が出てしまい恥ずかしく俯いた。
少しは抵抗しているものの、男が痴漢されているなんて恥ずかしくて言えない。
気づいたら駅に着いていて、急いで電車を飛び降りた。
(まただ...)
相馬 葵(ソウマ アオイ)は通学電車で痴漢にあっていた。しかも、今回だけではなく、今月から学校のある日は毎日だった。
(俺、男なのになんで...)
さらさらの黒髪、細いが引き締まった身体、整った顔立ち。男から見ても美人だと思われる。そんな彼は電車内でも一際目立つのだ。
(早く...駅に着いて...)
学校の最寄り駅まであと15分。この微妙な時間が彼を苦しめる。
「あぁっ...」
痴漢の指が下着の中に入って、彼のお尻を揉みだした。思わず声が出てしまい恥ずかしく俯いた。
少しは抵抗しているものの、男が痴漢されているなんて恥ずかしくて言えない。
気づいたら駅に着いていて、急いで電車を飛び降りた。
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