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ジッパー様

第14章 止まらない欲求【片桐side】

「すまない、中に出してしまって……」

「……して……」

「え?」

「もっと……してください……。もっと……ナカにシンヤさんの……くださいっ……」

「!」


 そこからはもう、止まらなかった。
 タガが外れた俺たちは、繋がり合ったまま何度も快楽へと登り詰める。


 ベッドで、風呂場で、キッチンで。
 場所を変えては、お互いを求める。


「あんっ! あんっ! シンヤさんっ、いいっ……奥っ……気持ちいいの……!」

「ああっ……ハルカのナカ、蕩けてしまいそうだっ……。……くっ、出るっ!」

「ああんっ……熱いのがいっぱい、奥にきてるっ……! ……んんっ……んっ、ん」


 俺はキスをしながら、たっぷりと精子をハルカの中に注いだ。



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