ジッパー様
第16章 刺激を求めて
「私は伊崎だ。今日から一週間、君は秘書見習いとして、私に同行してもらう」
「えっ……」
いきなり秘書見習いだなんて、資格がない私に勤まるの?
「心配しなくていい、形だけだ。君はただ私のそばにいるだけでいい」
それを聞いて安心した。
じゃあ、私は何をすれば……。
「ハルカ」
突然、顎を掴まれた。そして伊崎さんの顔が近づいてくる。
「……っ……」
キスされる?と思って目を閉じると、「目を開けなさい」と言われた。
勘違いして恥ずかしいと思いながら目を開けると、
「私は君の身体に興味はない。私が興味あるのは……」
その時、私の右側の太ももがスッと撫でられた。
「……っ……」
撫でてきたのは、伊崎社長じゃない。
右隣にいる、セイヤさんの手だ。
「えっ……」
いきなり秘書見習いだなんて、資格がない私に勤まるの?
「心配しなくていい、形だけだ。君はただ私のそばにいるだけでいい」
それを聞いて安心した。
じゃあ、私は何をすれば……。
「ハルカ」
突然、顎を掴まれた。そして伊崎さんの顔が近づいてくる。
「……っ……」
キスされる?と思って目を閉じると、「目を開けなさい」と言われた。
勘違いして恥ずかしいと思いながら目を開けると、
「私は君の身体に興味はない。私が興味あるのは……」
その時、私の右側の太ももがスッと撫でられた。
「……っ……」
撫でてきたのは、伊崎社長じゃない。
右隣にいる、セイヤさんの手だ。