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ジッパー様

第16章 刺激を求めて

 車は二時間くらい走って、山の中にある大きな別荘に到着した。


「今日は休日だ。身体をゆっくり休めるといい」


 伊崎社長にそう言われて、セイヤさんに部屋まで案内してもらった。
 

「ここ、何でもあるんよ。エステとかプールとか……。今日はハルカちゃんの好きに過ごしてな」


 セイヤさんはそう説明すると、すぐに部屋を出て行こうとした。


「待ってっ……!」


 私はセイヤさんを呼び止めた。
 もう、限界だった。
 セイヤさんに胸を揉まれてイキそうになると止められての繰り返しで、どうにかなりそうだった。


「どうしたん?」

「……んっ……」


 セイヤさんが優しい眼差しで私の頬を撫でる。もうそれだけで敏感に感じてしまう。



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