Hello
第61章 CAT with *バンビズ
Sho
……猫の日である。
ニャーニャーニャーニャーの日である。
記念日を大事にしてるつもりの俺は、こういうイベントごとにも敏感でありたい。
「……でもなぁ」
俺は、部屋のすみにおかれてる紙袋の中身を思い出して、ため息をつく。
少し前に相葉くんからもらった、彼いわく萌えアイテム。
ねこのみみ
……にのが、番組でも使用したコンピューターが搭載されてるネコの耳である。
つけた本人の感情を読んで……まぁ、正確にはパッドから伝わる筋肉の動きやら、なんやらで、かわいらしく耳が動く代物だ。
それを実際にのにしてみたら、めちゃめちゃ可愛かったらしい。
それも…………ベッドの上で、だ。
俺は、普段のにのからは想像できない、そのありえない状況を思い描き……ちょっぴり鼻血がでそうになった。
天の邪鬼で毒舌な彼も、相葉くんの前では素直なんだな、と、思った。
……猫の日である。
ニャーニャーニャーニャーの日である。
記念日を大事にしてるつもりの俺は、こういうイベントごとにも敏感でありたい。
「……でもなぁ」
俺は、部屋のすみにおかれてる紙袋の中身を思い出して、ため息をつく。
少し前に相葉くんからもらった、彼いわく萌えアイテム。
ねこのみみ
……にのが、番組でも使用したコンピューターが搭載されてるネコの耳である。
つけた本人の感情を読んで……まぁ、正確にはパッドから伝わる筋肉の動きやら、なんやらで、かわいらしく耳が動く代物だ。
それを実際にのにしてみたら、めちゃめちゃ可愛かったらしい。
それも…………ベッドの上で、だ。
俺は、普段のにのからは想像できない、そのありえない状況を思い描き……ちょっぴり鼻血がでそうになった。
天の邪鬼で毒舌な彼も、相葉くんの前では素直なんだな、と、思った。