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腐男子恋愛日常~Remake Of Story~

第9章 ~13日の金曜日~

◇道中◇

-歩視点-

「そう言えば、今日は13日の金曜日だな」

「そうだね」

カラジャンから出た僕と研磨君は、僕の家へ向かって歩いている。

研磨君は、恋人になってからいつも家まで送ってくれるんだ。

「今日は、何も不吉な事が起きなければ良いけど」

「……。」

僕の一言に、無言になる研磨君。

「研磨君?」

どうしたんだろう?

「な~んてな!
ちょっと、不穏な感じを出してみただけだ(笑)」

そう言いながら、研磨君は悪戯な笑みを浮かべる。

「もう~」

◇日向家の前◇

いろいろ話している内に、家の前まで着いた。

「じゃあね、研磨君」

「おう!
また明日な~♪」

明日は、月に2回だけ土曜日でも学校がある日。

その、1回目の土曜日。

「研磨君、ばいば~い」

研磨君と別れて、僕は家の中に入った。

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