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腐男子恋愛日常~Remake Of Story~

第9章 ~13日の金曜日~

「あれ?
どうし―――――ッ!?」

◇日向家2階・歩の部屋◇

-歩視点-

「真、遅いなぁ…。」

僕が、家の中に入ってもうすぐ2時間が経とうとしているが、真はまだ家に帰って来ない。

「どっか、寄り道でもしてるのかな?」

スマホに、メールを入れても電話しても反応なし。

「まぁ、流石にもうすぐ帰ってくるかも」

その時、家の電話が鳴る。

「誰だろう?」

僕は、部屋を出て下に降りた。

◇道中◇

-研磨視点-

「……。」

日向家から離れて、数時間が経った暗い夜の道を無言で歩く。

「歩…。」

明日、早く歩に会いてぇ…。

「けど、俺…。」

その時、後方から誰かが走って来る足音が聴こえ、後ろを振り向く。

「なッ!?」

◇花音学園4階・1年D組◇

-勝平視点-

翌日の土曜日の、朝のHR。

担任の松岡先生のお知らせにより、クラス内で激震が走る。

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