僕のまーくん。
第4章 何かが変わる季節
Nside
まーくん‥……‥……‥……‥……。
教室に、ぼーッとしたまんま帰ってきて自分の席についてそのまま机に顔を伏せた。
コツン。
何かで頭をつつかれた感触に、ノロノロと頭を持ち上げた。
‼‼びっくりしたぁ~~目の前にちょー、濃い眉毛!‥……と、クリクリした潤くんのお目目がドアップであった。
「なに!?」
僕は、ぶっきらぼうに潤くんに言った。
「にの、トイレちょー、長かったな」
///////。
「うんこだよ!うんこっ!」
ブハッ(笑)
潤くんがニヤニヤしながら、僕に言った。
「オレみた」
?????
「は?なにを?」
「相葉先輩とにの。」
///////////////‼‼⁉⁉⁉
「はっ⁉潤くん、どこいたのよ」
ニヤニヤしながら、潤くんは言った。
「ん~~~?校舎裏?」
/////////////‼‼‼‼
「な、何見た!って」
「抱きあって、チューしてた❤」
‼‼‼‼‼‼‼‼
ドッ、どうしよう///////じゅ、潤くんに見られてたの⁉は、はずかしすぎる!
真っ赤な顔して僕は、潤くんに求めるようにこう言った。
「ねぇ、やっぱキモいよね?」
「キモい?」
潤くんは、
「ぜ~~んぜん!」
って。
えっ?そういう答えが返ってくるなんて思わなかった僕は、
「じゃあさ、潤くんは、男同士とかでも変だと思わないの?」
ドキドキしながら、僕は、潤くんを見る。
「ん~?オレ?そんなのあまりこだわらないしぃ。むしろ、お互い好きならいいんじゃね?」
びっくりした。
潤くんは、そんな風に思える人なんだ。
この人なら僕の誰にも話せない気持ち言っても大丈夫かな‥……‥……
「でもさ、相葉先輩とにの、付き合ってんの?そんな感じには見えなかったけど?」
‥……‥……‥……‥……‥……‥……。
「じゅ、潤くん、あのさ‥……」
「笑わないで聞いてくれる?」
「うん」
さっきまでのニヤニヤしてた潤くんは消えて、真面目な顔でこっちをジーッとみつめてきた。迫力なイケメン顔にちょっと怯みながら、僕は潤くんに
「まーくんが好きなんだ」
言ってみた。
ドキドキしながら、潤くんをそーッと見る。
「相葉先輩とにの、お似合いじゃん!」