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僕のまーくん。

第4章 何かが変わる季節


翔ちゃんは、ニヤニヤしながら聞いてくる。

「まーくんのかずくんは←(笑)、彼女とかいるのかなぁ?」


‥……彼女???

‥……そういえばかずくんから、女の子の話なんか今まで聞いた事ないよな。

「いや、多分いないよ」

「マジで!?じゃあ、彼氏?あんなに可愛い顔してるなら、ヤローにもモテそうじゃね?」←ニヤニヤ

‼‼‼

「か、かずくんは確かに可愛いけど、そんなんじゃないよ!」

「だって、マジで可愛いよなぁ~~?オレそんな、趣味ないけど、二宮くんなら全然いけそう❤」

‼‼‼‼‼‼‼‼ちょッ‼‼

「翔ちゃん、何言ってんだよ!か、かずくんは男なんだから! やめてよね」

「だからッ、二宮くんならっつってんだろ?」←ニヤニヤ

「男だからとかって、どうでもよくね?って感じ。可愛すぎるから(笑)」

‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……。




「おいらもいけるかも」



‼‼⁉⁉⁉⁉


急に横から、ボソッと一言聞こえてきて。


「は⁉大ちゃん⁉」


僕は、気付けば横にいた大ちゃんの一言にびっくりして声が裏返ってしまった。


「ハハハ!な?智くんもそう思うだろ?ほらな」


翔ちゃんが、ほら見ろみたいなドヤ顔で僕をニヤニヤして見る。


「んもうっ!大ちゃんまで!だから、かずくんはそんなんじゃないよ!」 

二人にそう言われて剥きになって言い返している僕。そんな僕に翔ちゃんは、

「じゃあ、二宮くんにこれからオレに興味を持ってもらおう!」

ってとんでもない事を抜かしてる。


「はい??(汗)」


「じゃ、おいらも❤」


な、なんでそうなるの~~~~~~⁉


「だ、だめ!だめ!そんなの絶対だめ!かずくん、あー見えてスゴい江戸っこ気質なとこあるし、結構男なんだから!結構男っていうのも、おかしいけど、(汗)とっ、とにかくかずくんに、変なちょっかい出さないで❗」


じっ~~~っ


それだけ捲し立てながら言ったあとから、二人の視線を感じた。

「な、なに⁉」

ニヤニヤしながら、僕を見てる二人。

翔ちゃんが、

「相葉くんも、かずくんラブなの?❤」


‼‼‼‼

「な、なんで?」(汗)

「だって、すげぇ、必死だし(笑)」

ハハハハハハッ

って、ものすごい笑われてるし‥……

あー、もう、疲れたよぉ~かずくんごめんッ!

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