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僕のまーくん。

第23章 潤くんの誕生日


A「松潤って彼女いないのかな?」


N「モテるけど、彼女はいないみたい
……それに、どっちもいけるって、
言ってたじゃん!潤くん」


A「松潤すごいなぁ~男の子とも
色々経験ありそぉ」


N「……あるかないかは、
知らないけど……まぁ、好きに
なったら性別関係ないッて
事なんじゃない?」


A「まぁ、あんだけ綺麗な顔してれば
どっちからも、モテそうだしねぇ~」


N「……まーくん、潤くん綺麗
って思ってるんだ……」


じとっと、まーくんを見上げる。


A「いや、思ってるけど!僕はぁ、
かずくんが一番可愛いんだよぉ!」


そう言って外を歩いてるのに、
グリグリと僕のホッペを
擦ってくるまーくん。


不意にされるこういうまーくんの
行動に、すぐに撃沈される僕。

真っ赤になるのが分かるから
余計に、照れ隠ししたくなる。


「もぉッ!バカァ」


まーくんをカバンで叩く真似を
しながら、


計算した上目遣いで、


「まーくんは僕だけ
見てなきゃやだっ!!」


甘えたな駄々っ子を演じる。


まーくんは、そんな僕に
すぐにデレながら、


「かずくんに今すぐ
チューしたいッ!!」


なんて、公道だということも
忘れて、唇を尖らせてチュー顔
を僕に向けてきた。

そのあと、お日さまみたいな
いつものまーくんスマイルで
僕にだけ、にっこり笑ってくれた。



……そんな、幸せいっぱいの夏休み。


あと少しで、終わっちゃう夏休みの
最後に。


まーくんとふたりで、僕の親友の
潤くんへのサプライズを
計画するんだ!


頑張るピョンッ!!



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