
僕のまーくん。
第23章 潤くんの誕生日
A「松潤の?」
まーくんが、聞く。
……まーくん、「松本くん」呼びから、
いつの間にか「松潤」呼びになった
んだね。
なんて、思いながら、
N「うん、潤くん30日誕生日なんだ」
A「そっかぁ、松潤、かずくんより
下だったんだねぇ」
なんて、のんびり返すまーくんに
N「ねぇ、まーくんサプライズって
どうやればいいかな?」
A「サップライズ?」
N「サ.プ.ラ.イ.ズ!!」
A「うーん?どうやれば?ってねぇ……」
考えるまーくん。
A「松潤、何が好きなのかな?」
N「潤くんの好きなもの?」
A「うん!物でも人でも!」
ニコニコしながら、まーくんが言う。
あっ!!
人!!!そうだッ!!
N「先輩!!」
A「えっ?僕!??」
N「フハッ!違うよ!櫻井先輩ッ!!」
A「あぁ、翔ちゃん!!」
N「うん!先輩だッ!」
A「翔ちゃんが何?」
N「潤くんに、仕掛けるの!
先輩を!」
A「???」
まーくんの頭に?がたくさん
飛んでるのが分かる顔してるから。
N「だって、結構マジって潤くん
あの日言ってたじゃん!!」
ちょっと興奮気味にまーくんに説明
すると、
A「あれ、ジョークじゃないの?」
ってまーくんが、言うから
N「潤くん……マジなんです」
僕は、わざと真顔でまーくんに
返した。
A「ウソだぁっ!翔ちゃん男だよ?」
N 「……まーくん、僕らも
男ですけど……?」
A「……。」
このくだり何回目?(笑)
なんて思いながら、
N「ねっ!?潤くんはマジなの!
なんか、これでサプライズ
出来ないかなぁ?」
急にワクワクしてきた僕に、まーくんは
A「大丈夫かなぁ?」
ってちょっと心配そうな
困った顔して歩いてた。
