
僕のまーくん。
第24章 幸せなふたりの甘い時間
A side
A「やっちゃいたい」
言ってしまって、すぐに我に返った
この前、「大事にしたい」
って自分で言ってたばっかりなのにぃっ!
かずくんと、こんなこと
ばっかりやってると、僕の
理性がぁ!!
絶対、いつか逆らえなくなる
日がくるぅっ!
A「あっ、かずくん、ごめん!」
興奮気味にしていたチューを
止めて唇を離してかずくんに
言った。
N「セックスしたいの?」
かずくんが、潤んだ瞳を
ガッツリこっちに向けながら
見上げてくる。
か、かずくん!?
えぇっ?!
確かに!この無垢な子羊ちゃんに
男同士のセックスのうんぬんは、
この前説明したよ。
……説明したって言うのも
何だけどさ……
要るものなかったし、まあ、
急に色々先に進めなかったんだけど……
セックスって!!
天使の口から、また衝撃が大きい……
自分から、今ポロリと発言して
しまった事に動揺しながら、
かずくんに、
A「いやっ、違う!ちがうの。
ごめん!かずくん!」
ワタワタしながら謝る僕。
自分でも、かずくんにどうしたい
のか分からないから
余計に慌てながら、かずくんに
違うって言ってた。
だから、かずくん
N「何が違うの?セックスって
ことじゃ……ないの?」
だぁかぁらぁ~~!
その可愛すぎる上目遣いに
毎回やられちゃうんだってば。
