僕のまーくん。
第25章 サプライズ計画
A 「でもさ、大ちゃんと松潤はさ、
なんか海で仲良くなってたよね!?」
N 「あっ!そういえば、潤くん
大ちゃん先輩と仲良く泳いでたし、
帰りも電車で一緒だったもんね!」
A 「松潤は、本当に人懐っこいんだね」
N 「うん、潤くんは誰とでもすぐ
仲良くなれちゃうタイプなんだよなぁ
~櫻井先輩の事はさ、でも違う目で
見てるんだよ。」
A 「問題は、翔ちゃんなんだよなぁ~う~ん」
まーくんが、腕を抱えて悩んでる。
ソファーに凭れながらふたり。
サプライズの計画中なんだけどさ……
こんな、カッコいいまーくん横に
座ってたら、触りたくなっちゃうよ。
じいっとまーくんを横から見つめてると
A 「ん?何?かずくん?」
黒目が綺麗なまーくんが僕を見た。
N 「まーくん……」
急にまーくんにぎゅうっと抱き付いた。
A 「えっ?かずくんどした?」
まーくんが、会話をしていた途中の
いきなりの僕の行動に戸惑いながら……
ちゃんと優しい目で見てくれる。
A 「何?急にイチャイチャしたく
なっちゃったの?くふふっ」
上目遣いで、抱きつきながらまーくんを
見上げると、
A 「チューする?」
N 「したい」
A 「くふふっ。サプライズ計画はもういいの?」
N「一回息抜きして考えなおすの」
……全然、サプライズ計画の話は
進んでないのにね。
息抜きもなにもさ、まーくん見てたら
チューしたくなっちゃったんだもん。