僕のまーくん。
第26章 何がどうしてこうなった!?
まさか……これって?
今だ、信じられない状況に。
LINEの文章と、画像を交互に見てしまう。
A 「これ、マジかな?」
まーくんも、眉をしかめながら
僕を見た。
N「これだけじゃ、まだわかんないよ」
A「……だよね。なんか翔ちゃん
ちょっとイヤそうじゃない?」
N「潤くん、僕をからかってるだけ
かもしれない……」
A「そうだね。」
N「そういうとこあるしね……」
って言ってはみたものの、真相は
本人に聞いてみないと分からない。
A 「松潤が翔ちゃん好きってのは、
分かるけど、翔ちゃんが松潤の事好きに
なる理由が分からないよねぇ?」
N「…………。」
何があっんだろう。
本当に……
N「確かめに行ってみる?」
A 「えっ?今から?」
N「うん。潤くんとこ行ってみない?」
A 「まぁ、全然いいけど」
僕はまた、潤くんにLINEをした。
【今どこいるの?】
すぐに、既読になって返信がきた。
【あれ?驚かないの?】
……いやいや。
驚きすぎて、あれにはなんて返して
いいのか分からないくらいの
衝撃があったから!
だから、敢えて直接会いに行くの!
【衝撃!】
【信じてないけど】
【どこいるの?】
手早くパパっと打つ。
【学校にいるよ】
まだ、学校いるんだ。
A 「なんて?」
N 「学校にまだいるみたいよ」
【今からまーくんと行くから】
これだけ打って、まーくんに
N「ねぇ、まーくん学校行ってみよ?」
立ち上がって、まーくんの手を引っ張った。
A「なんか、確かめるの妙に
ドキドキするね?」
N「いや、ワクワクじゃない?
行ってみよ?」
僕らは、潤くんに真相を
問いただすために
ひとまず学校へ向かった。