僕のまーくん。
第29章 ついに……
Nside
ズボンと下着をサラッと脱がされて……
Tシャツだけまだ着てる僕。
何だか間抜けな格好にまた、ちょっと
恥ずかしくなりながら……
だって、僕のあそこも、さっきからずっと
我慢出来なくてまーくんに負けないくらい
大きくなってるし。
でも、まーくんがそんな僕を上から眺め
ながら
A「かずくん、可愛すぎる……」
って熱い視線を投げ掛けてくるから。
もう、まーくんに全部を今日あげる
つもりでエッチしよって、言ったんだから
……って思ったらもっと「可愛い」ってまーくんに
言ってもらいたいって、思う自分がいた。
ジイッと下からまーくんを見てると
A「かずくん……」
N「ん?」
まーくんが、急に真顔になって
A「あのさ……僕今日やろうなんて
思ってなかったから……なんていうか……」
?
どうしたの?まーくん急に?
N「どうしたの?」
真顔で見下ろしてなんだか、言いにくそうに
しているまーくんに聞いてみた。
N「何?」
A「えっと……このタイミングで
言っていいのか……」
まだ、言いにくそうにしているまーくんに
僕は、たまらず
N「どうしたの?まーくん……急に
止めたくなった?」
エッチな雰囲気に盛り上がってきてたんじゃ
ないの?
それとも、嫌になっちゃったの?
なんか、急に不安になって泣きそうに
なっちゃった僕にまーくんは慌てて
こう言った。
A「ごめん!かずくん本当にごめん!
あのね、僕何にも持ってきてないの」
ん?
何にも持ってきてない?
N「えっ?何にもって?何を?」
まーくんが唐突に言い出す「何にも持って
きてない」の意味が僕も咄嗟に分からなくて
また、まーくんにそのまま聞き返した。
赤い顔をしながらまーくんが
A「だから、そのゴムとか……色々……」
!!
あっ、そうだった!
まだ、まーくんには言ってなかった!
急に思い出した僕は、
下半身はそのままの状態で
N「あー!忘れてたっ!」
って大きな声で叫んだ。