
僕のまーくん。
第30章 ダブルデート的な?
Nside
「相葉……相葉……相葉……相葉雅紀……
……まーくん……」
…………。
何にも手につかないってこういう事を
言うのかな?
…………はぁ。
寝ても覚めても、まーくんの事
ばっかり考えてしまって。
あの日から、完全に脳内はまーくん
一色って感じ。
ある意味、病的な?
病名は「まーくん依存症」
とか?
フフフッ
抑えられる薬はただひとつ。
まーくんを摂取しなきゃなんない。
なんちゃって。
…………はぁ。
だって、だってね?
あれから、まーくんお泊まりしたのよ。
で、夜になっても母さん帰って来ないし……
お風呂も入って、ご飯も食べて。
まーくんとゲームしたりして。
もう、寝ようか?ってなった
んだけどさ……
ちょっと前の時間の初体験の余韻がね…
…フフフッ
もう、1回まーくんとイチャこら
しちゃった僕ら。
初体験で、結局その日のうちに
2回もしちゃった僕ら。
あぁぁっ……思い出しただけで
もうっ!
……でもね。
あれから、もう3日。
まーくんに会えていないもんだから。
今、完全に僕は、まーくん不足なのよ。
…………はぁ。
会いたいなぁ……まーくん。
夏休みも、残りわずか。
もうすぐ試合も近いまーくんは、
部活動の練習も、みっちり
忙しいし、おまけに宿題も
頑張らなきゃみたい。
毎日会いたいなぁって思ってたけど、
まーくんが
A「かずくん、本っ当にごめんね!
全部一生懸命、終わらすから
夏休み最後は、絶対遊ぼっ?」
なんて、約束!!みたいな
事言うから僕は、「分かった」
って、主人を健気に待つ
「待て」
を食らったわんこ状態に
なっちゃってるんだ……
……はぁ。
でも、もうまーくん不足が深刻で。
会いたくて、会いたくて
ウズウズしちゃってる。
