
僕のまーくん。
第30章 ダブルデート的な?
Aside
あんなに、たくさんかずくんの
肌に直接的に触れて……
あんなにたくさんのかずくんの
見たことない表情や声や仕草や……
もう、色々……
近くで、感じる事が出来たあの日から。
もう、まる3日たつ。
あぁ……会いたいよぉ!
今すぐ会って、かずくんをギュッ~
ってしたい!
自分の部屋の机の上で、
バラバラに散らばった
ノートや課題帳に、突っ伏した。
何をしていても、かずくんの事が
頭から離れない。
……もう、病気だ。
会わないと死ぬかもしれないって、
本気で思ってしまう、自分に引いて
しまうけど……
これが、恋だ。
一線を越えたこの恋は、もう
誰にも止められない……
……なんちゃって。
乙女みたいな思考を巡らせる中。
やっぱり、早く課題を済まさなきゃ
いつまでも、かずくんに会えない
って焦りながらシャーペンを握り
直した。
よしっ!!
かずくんに会うために頑張るぞ!
