
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
夕方5時過ぎ。
あれから、まーくんとお昼ご飯食べて
ゲームしたりして今に至る……
腰を気にしてくれて、まーくんが
マッサージって言って揉んでくれたりもした。
だいぶいいよ?
幸せな痛みって僕は、
勝手に思ってるから別にいいけど。
まーくんが、僕以上に心配して
気にしてくれてるから。
マッサージも、お願いします♡
って甘えた。
マッサージって言いながら、まーくんは
僕の身体をまた、撫で回してはいたけど
……
そんなこんなで、まーくん家を出た。
二人揃って。
一旦、家に帰って浴衣を着せてもらう
為に。
女子かっ!
って突っ込みたくなった。
自分に。
でもさ、まーくんもなんだか
楽しみにしてるみたいだし……
花火大会なんて、滅多に行かないしさ
こういうのは、雰囲気じゃない?
なんて、自分に納得させて
家に向かった。
N「まーくん上がる?」
A「ん?僕ここで待ってるから、
行ってきな?」
N「……じゃあ、ちょっと待ってて」
まーくんを玄関の前で待たせて、
僕は急いで家に入った。
……多分、母さんには会いづらいの
かなって。
だってねぇ……
さっきのアレを思い出して1人で
顔を赤くしながら
N「母さん、早くやってぇ」
リビングにいるであろう母親を呼んだ。
