
僕のまーくん。
第32章 ライバル出現!?
N「まーくん!帰ろう?」
話し合いが終わって、まーくんの所に
真っ先に飛んで行った。
A「あっ、うん♪帰ろう?」
N「ねぇ、まーくん。そういえば部活は?」
A「部活も応援団と両立して
ちゃんと行くよ。
今日は、一度帰ってから
一時半集合なんだ」
N「そうなんだ。大変そう……」
A「それでも応援団は絶対やりたい
って思ってたからね!それに
今年は、まさかのかずくんもいるし♡」
ニッコリ笑ってまーくんが言う。
隣にいた、大ちゃん先輩も
O「ニノ……よく引き受けたなぁ~」
なんて感心しちゃってる。
ってか、やっぱり自分から立候補したわけじゃない
って呈で話が進んでた。
N「大ちゃん先輩こそ!よく応援団なんかに……」
A「かずくん、大ちゃんこれでも、
メチャクチャ運動神経抜群なんだよぉ」
まーくんが教えてくれた。
へぇ……凄いんだぁ。
人は見かけによらないって言うけど。
まーくんが言うくらいだから、
本当に凄いんだろうな。
S「マジ、智くんの本気やべぇよ?」
櫻井先輩も横から入ってきた。
僕の後ろにいた潤くんにチラッと
視線を送りながら。
N「櫻井先輩よりも?」
先輩に振ったら
S「俺なんか足下にも及ばねぇ」
って。
へぇ。なんか楽しみになってきた。
大ちゃん先輩の本気なところ見てみたい!
O「ハードルあんま、上げないでねぇ~」
大ちゃん先輩がのんびり言ってた。
ハハハッってみんな笑いながら
資料室を後にした。
J「ニノ、じゃあまた明日なぁ!」
N「うん、バイバイ~」
潤くんとバイバイして
まーくんの靴箱の所に急いで行った。
先輩達もいた。
スマホを弄ってる櫻井先輩と、靴を履いて
帰ろうとしている大ちゃん先輩に
N「先輩達、さよなら~」
って挨拶して。
バイバイって笑顔で手を振った。
O「おぅ!またな~」
クルッと振り返ったらまーくんが
A「かずくん行こっ」
って靴を履き終わったまーくんがいた。
