僕のまーくん。
第7章 まーくんの部屋で
Nside
まーくんと恋人になれたあの日から3日たった。
テスト期間がようやく終わり………………
よぉっしゃあぁぁっ❗
僕は、この三日間我慢した。
まーくんは、朝は迎えに来てくれたし、帰りも一緒に帰った。
でも、でも、1つ年上のまーくん。
あーみえて、案外真面目なんだよ?
「かずくんの初めての期末テスト、ちゃんと頑張ろ?」
って………………
三日間………………僕は、まーくんに甘えられずに……
本当に、頑張ったんだよ?
だから
まーくん。僕に、ご褒美ちょうだいよ❤
なんつって。
放課後…………
とにかく早くまーくんに会いたかった。
まーくんは、僕に会いたくないのかな……
僕は……僕は……
ずっと好きだったまーくんと、気持ちが通じあって……
今でも、本当に信じられないけど。
恋人同士になれたまーくんに…………
たくさん、甘えたかった。
………………………………………………。
だって。だってさ……。
あれから、三日間も我慢したんだよ。
テスト勉強だって、ちょー真剣に頑張ったんだから。
だから、まーくん。早く会いたい‼
朝と帰りの時間だけじゃ、全然足りないんだよぉ
そんなことを靴箱んとこで、1人考えながらまーくんを待ってたら、向こうから聞きなれたクフフって笑いが近づいてきた。
……まーくん。誰かと一緒か。
あっ、あの人達か……
「……翔ちゃん!マジにそれうける!クフフッ」
まーくん……
楽しそう……
二年生の靴箱のとこからは、僕が見えなかった。
僕は、じっ~とまーくんに視線を送った。
なんか、軽いストーカーみたい。
なんて1人思いながらも……
まーくんが、僕に気付いてくれるまで声かけなかった。
放課後、ここで待ってるのがあの日から続いたから、まーくんは絶対探してくれるって思った。
ワイワイ騒いだあと、キョロキョロしてるまーくんが見えた。
❤❤
まーくん❤やっと僕に気付いてくれた
❗❗
「かずくんっ!居たぁ!」
「今日ね、ごめんっ!今から急に部活入ったんだ」
そう言って