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僕のまーくん。

第33章 勘違い?



7時過ぎ……

学校、どうしよう。
熱は下がったけど、今日まで休もうかな。

リビングに行くと、母さんが朝ごはんの
準備をしていた。

「あら、おはよう。かず、熱は下がった?」

心配してくれてた?

N「うん。でも今日まで休む。」

「まーくんに言っとこうか?」

N「LINEするからいい」

僕はそう言って又二階の自分の部屋に 
戻った。

パパっとまーくんにLINEする。

【ごめん。まーくん今日まで休むね。
 昨日は本当にありがとう。熱は下がったよ】


そうそう。
潤くんにも返しとかなきゃ。


【おはよ。今日まで休むね。昨日は色々
 ありがとう】


そう一言打ち終わって、
しばらく布団の中でスマホを
握り締めたままボーッとしていた。 


昨日の潤くんからのLINEのメッセージを
もう一度見る。
 

【綾野、保健室行ったってよ】



………………。



綾野くんが保健室に来た?


先生もいなかったし、他の誰かが
いたわけでもなく……

僕が、一人寝てたわけで。

綾野くん、怪我したなら治療はしたのかな?


誰も居なかったからさ。
そのまま戻ったかな?


潤くんに、聞いてみよっかな?


【あのさ】 


【綾野くんになんて聞いたの?】





 



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