無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

N「まーくん、ちょっと落ち着いて！ねっ？」



A「はっ！？なんで？かずくん襲われてた
　じゃんッ！」



二人のやり取りが、今思えば
必死すぎて……
やっぱ、萌える。




だけど相葉先輩を目の前にした俺は、
触られてる所からどうしようもなく、
熱くなっちゃって……



こっ…こんな至近距離で！！
あ、相葉先輩が怒ってらっしゃる姿
それさえも、
ど……どうしようもなく


俺的には


萌えポイントですぅ！


なんて感じていて。



場所を移して、二宮くんと相葉先輩の
あとをついて行って、そっからも
俺はこの状況にまだドキドキしっぱなしで……


アァァ…どうしよう


どうしようって完全パニックだった。


「あ……の、すみ、すみません……えっと……」



そこまで、声に出して言ってはみたものの……
次がなかなか緊張しすぎて言えなくて……
思わず、二宮くんに助けを求めてしまった
俺に……

あの時、二宮くんは相葉先輩にかわりに
話してくれた。
本当に今思っても……
優しい人なんだって。



N「……まーくん……聞いて。帰りに話そうって
　思ってたんだよ？本当だよ！」



A「何が？」



相葉先輩の低い声に、ドキドキが
またしてもひどくなって……
前髪の隙間からチラチラとしか
見る事が出来ない俺。



N「まーくん……よく、聞いて……ね？この人、
　ストーカーなんだけど、付いてきてたのは
　認めてるんだけど……僕にじゃないのよ」

　

まだ、僕の事二宮くん話してなかった
んだなってその時思ったんだけど。




A「はっ？」



N「だから、えっとぉ……」



A「おいっ！どういう事だよ！？お前！
　かずくんと、話したのか？」



N「えっとぉ……そぉ。まーくん、僕ね、
　この人とちゃんと話たのよ。」