僕のまーくん。
第9章 翔ちゃんとかずくん
ラインしてみよっかな……
………………………………………………。
いざ謝るとなると、なんて言っていいか分かんない
出だしの一言に悩んでる時
手元に持ってたスマホが急になった
チャラン🎵
画面が明るくなった
あっ!まーくんからだ!
よくわからないキャラがチラッと、こっちを除いてるスタンプがひとつ……
ぷっ!
可愛い❤まーくんが僕に今いいかお伺いを立ててるご様子……
こっちも、すぐに返す。
ピコんッ
チラッと、覗いてるドラ○もん。
既読がすぐつく。
ピコんッ
「今日は、ごめん」
…………なんでまーくんが謝るの?
悪いのは、僕だよ。
ピコんッ
「まーくんは、悪くない。僕こそごめんね」
ラインだと、素直になれる。あんなに悩んでたのに、まーくんからのラインが嬉しくて、素直に思うままに返せた。
ピコんッ
「かずくん、あのさ」
ピコんッ
「うん」
ピコんッ
「今度、翔ちゃんも一緒に遊びに行かない?」
えっ……………………。
翔ちゃんも……一緒に……って……なんで……?
僕、まーくんに苦手って言ったよね。
なのになんで?
それには、すぐには返せない。
ピコんッ
「かずくん?」
…………………………………………。
既読になってるのに、返ってこない返事に気になってるんだろう。
続けて入るメッセージ。
ピコんッ
「やっぱ、急には無理だね。ごめんね」
って……
どうしよう……
「まーくんと僕と3人で?」
と、とりあえず聞いた
ピコんッ
「かずくんの友達誘ってもいいよ!」
友達……か。
………………………………潤くんとか?
うーん。
「いつ?」
ピコんッ
「かずくんいいの?」
ピコんッ
「潤くん誘ってみる」
ピコんッ
「了解!ありがとう❤」
ピコんッ
「かずくん大好きだよ❤」
ピコんッ
「会えるの楽しみにしてる」
ピコんッ
「僕も、まーくん大好き❤」
ピコんッ
「またラインするね」
ピコんッ
「うん。待ってる」
ピコんッ
おやすみのスタンプをそれぞれ送った