僕のまーくん。
第10章 5人で集まったら……
Nside
あれから、まーくんとLINEで、何度かやり取りしてたけど、忙しい毎日のまーくんとちゃんと会うのは久しぶり……
8月に入った。
まーくんに会えない日は、退屈で仕方ない。
毎日、外に出かける訳でもなく、毎日ゲームに明け暮れてるそんな僕は母さんからも、諦められている……毎日、うるさいんだから!
次の日曜日に遊ぼうって約束して、その日の今日がきた。
朝から、僕はソワソワしていた。
一つ気になるのは、あの人だけど……
それに、あれから、まーくんがLINEでもう一人「大ちゃん」って人も呼ぶねッてきてた。
あんまり、顔……覚えてないんだけどなぁ
まーくんと先輩たち二人、それに潤くん。
潤くんには、LINEであれから誘ってみたらすぐに、OKだった。
基本、潤くんは誰にでも馴染む。
軽い……とまでじゃないけどさ。
初めからスウッと、自然に懐に入り込んできたみたいな感じだった。
そんな潤くんだから、なんの接点もない先輩たちと、急に遊ぶってなっても、たぶん大丈夫。
むしろさ、僕的には潤くんにも一緒にいてもらったほうが、気が楽だ。
なんか、先輩たちと一緒にいるまーくんに、まだ慣れないから。
まーくんは、優しいからきっと僕にも潤くんにも、楽しませようって、気を使って接してくれるだろうけどさ。
……問題は、あの人の存在だよなぁ……
僕の、心の中だけの問題なんだけど。
いざ、会って一緒に遊ぶってなったら、ちょっと緊張してきちゃう。
苦手意識……なくなるかな……
まーくんの、側にあんま寄んないでほしいや。
………………って、またそんな事を思ってしまう。
まあ、まーくんと会えるんだし❤
あんま、考えないようにしよっと。
そんな事を、ぼんやり考えていたら、ソファーに置いてたスマホがなった。
ん?
「かずくん❤久しぶりに会えるの楽しみにしてるよ」
まーくんッ❤
たった一言のまーくんからのメッセージに、一気にテンションが上がった僕は
やっぱ、まーくんが大好きな単純野郎だ。
「僕もまーくんに早く会いたい❤」
僕らだけの甘いやり取りをあともうちょっとで会えるのに、楽しんだ🎵