エッチなJKは嫌いですか?
第6章 告白
美咲ちゃんの体は柔らかくて温かかった。
真剣に話があると言われて少し戸惑う。
「どうしたの…?」
一瞬でいろいろなことを考えた。
別れ話とか浮気とか、最悪なことを。
「これを聞いても嫌いにならないって、彼氏でいてくれるって約束してください」
不安になって何も言えないでいると、美咲ちゃんが顔をあげた。泣きそうな必死な顔で俺をじっと見つめている。
「嫌いには絶対ならないよ。どうしたの?」
「嘘を…ついていました」
なんとなく嫌な予感がした。
「私は、16歳です」
目に涙を浮かべながら謝罪の言葉を口にする。
「謝らないで、そんな」
落ち着き払って抱きしめてみたものの、正直どうすればいいかわからない。
「優さんに一目惚れして…相手して欲しくて…20歳だと嘘を…」
「いいよ。年齢くらい」
それは本当だった。年齢なんて関係なく好きだったし今も好き。
ただこれが犯罪であることだけが不安。