エッチなJKは嫌いですか?
第6章 告白
「ごめんなさい」
本当は俺が気付くべきだったのかな、と思う。
ずっと罪悪感を感じながら俺と付き合ってたのかもしれないって考えると胸が苦しくなるけど、この先のことを考えて不安になる。
「謝ることはない」
なにをいえばいいかわからなくて、ずっと抱きしめながら頭を撫でた。
「言ってくれてありがとう」
年齢を偽られたまま付き合うなんて、偽物と付き合っているみたいで凄く怖い。
思ってた年齢よりも4つ違うだけでこんなにも狼狽するとは思わなかった。というかこんなこと考えてもいなかった。
「別れるとか言わないですか?」
「当たり前じゃん」
美咲ちゃんがにっこり笑って嬉しそうにしている。
たしかに高校生だと思って見たら、時々垣間見える無邪気さみたいなものが高校生らしく感じられる。
「私が高校生だって知ってたら手出さなかったでしょ?」
「そりゃそうだね。20歳でも躊躇ったよ」