エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
「おい茶化すなよ、また素面の時電話した方が」
『悪ぃ、悪かった。ちゃんと聞くよ〜優くん?』
三嶋は酒が入りすぎるとこうなってしまう。
内心めんどくせえ〜って思いながらも、誰かに話さないと、誰かと話していないと不安に押しつぶされそうになる。
「いやまあ、それだけっていうか。どうすればいいんだろう」
初めて抱いた日の事を思い出して。16かーと悲しくなる。悲しいというわけでもない気がするけれど。
『お前何心配してんの?相手が17?16?か知らんけど好きなんだったらいいじゃん、上手くやれよ』
投げやりな気もするし、親身な気もする。
「結婚とか考えるじゃん。子供とかさあ」
『あ〜。たしかに。結婚できる年齢だけどまあ無理だよね、高校生か無理無理それはダメだね』
やばいな、高校生か、など1人で三嶋がブツブツ言っているのが聞こえる。
「なあお前だったらどうする?」
『31で16か〜。そうだなあ、俺だったらなにもしねえ。ちょっと気をつけるくらいかな〜』