エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
「そっか」
『逆に考えろよ、何ができる?別れるったって好きなんだろ?そんな綺麗事みたいなこと気持ち悪い』
「そうだよなあ」
今俺が出来ることといえば、美咲ちゃんが罪悪感を持たないように接すること、とかなのかもしれない。
『だいたいお前おっさんなんだから、彼女が大人になるのもあっという間に感じるさ』
あんだけ酔っ払ってめんどくさいと思ったのに、少しだけ元気が出る。
「まあ、ありがとう。お前も奥さんと上手くやれよ」
少しだけ相手の家族の話をして電話を切る。
心がちょっと軽くなった。でも美咲ちゃんはどうだろう。今頃家で苦しんでるかもしれない。
当分お互い忙しくて会えそうには無いし、明日にでも電話をしようと思う。