エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
「やばい、不良少女みたい」
いつもみたいにおしゃれするでもなく、深夜に相応しいようなラフな格好で美咲ちゃんは現れた。
俺のシャツの袖を少し握って嬉しそうに笑っている。
「援交気分だね、俺も家出少女泊めるおっさんの気分。って間違ってないな」
肌を掠める涼しい風が心地いい。
家に着くまでゆっくり話しながら歩くのがなんとも言えず幸せで、ついつい手を握ってしまう。
まだ恥ずかしそうにする美咲ちゃん目当てでもある。
「優さんってほんと女慣れしてますよね」
髪の毛を掻き上げながら上目遣いで見つめられると、男慣れしているのかという気分にさえなる。
「何歳だと思ってんの。美咲ちゃんの倍くらい生きてたら倍くらいの経験はあるでしょ」
「何人と付き合ってました?」
「うーん。ちゃんと付き合ったのは5人くらいじゃないかな」