エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
『じゃあ1つお願いしてもいいですか』
美咲ちゃんが照れ臭そうに笑う。
「いいよ、どうしたの」
『今、会いたいです』
少し声が震えた。泣いているのかとおもったけどそういうわけでもないようで。
「今、、もう終電ギリギリだよ。泊まるの?」
『さすがに、、ダメですか。親が彼氏連れてくるっぽくて嫌なんです。お願いします』
「ああ…全然いいよ。最寄りまできたら連絡して。迎えに行くから」
複雑な家庭状況の中ああやって頑張っている美咲ちゃんを想像すると胸が痛む。
窓の外をぼーっとみると、ちょうど制服を着た高校生が家族3人で歩いているのが街灯に照らされて輝いて見える。