テキストサイズ

千年の花嫁

第17章 平穏な日々

・戸塚side

月日は流れ数年が経ち、子供達はみな3才になっていた。



戸「ハッシーだめだって」

橋「どうして蓮なら寝ちゃってるし、いいじゃん」

戸「あっんっ、きょ、今日はダメなの」

橋「あぁー分かった危険日なんでしょ、ニヤッ」

戸「ギクッ」



が、未だに長の家で暮らしている。



橋「図星だね、クスッ」

戸「ねっ、ねぇハッシー」

橋「よーし、だったら張り切っちゃおっと」

戸「ひゃっ、んっ、あぁ」

橋「そろそろ蓮に兄弟を作ってあげなきゃさ」

戸「はっ、話し、聞いて」

橋「やぁーだトッツー逸らすの上手いんだもん」

戸「ハッシー、あっあっ、あぁーっ」



すっかり妖狐に馴染んでしまった身体、拒めるわけがない。

でも―



戸「いっ、今は、あっんっ作ら、ない、はあっ、方がいいってぇーっ」

橋「なんで?」



妖狼が息を潜めている事が。



戸「あっあっ、いっ、あっいぃーっ」


俺の心に、不安の陰を落としていた。



橋「けど、もう挿れちゃったし」



ハッシーのバカ、ぜんぜん分かってないんだから。



戸「はっんっ、ダメ、気持ちいい、あっいっ、あぁ」

橋「出すよ、いい」



ズゴッ、ズゴッ!



戸「ひっあっ、いっ、あっあぁーっ、ビクンビクン」



やっちゃった、ハァ

大丈夫かな?もし、お腹の中に子供がいるとき妖狼が襲って来たりしたら。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ