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千年の花嫁

第22章 月は赤く染まる

河「はたから見れば」

五「ただの妬きもちでしかないんだけどね、クスッ」



“ほぎゃあーほぎゃあー”



五「よーしよし風磨」

河「お腹が空いたか、ニコッ」

五「んふふっ」



五関と郁人のところには、長男が生まれ。



戸「やっぱ可愛いなぁ」

橋「赤ちゃんって天使だよね、フフッ」



念願だった親子3人での幸せな家庭を築いている。

健永は―



千「もう、あの子達ほんとヤンチャなんだからぁ誰に似たのかしら」



女体化したら、健子になってしまい。



塚「そりゃ私達に決まってるじゃない、クスッ」

千「やっぱり、アハッ」



塚ちゃんと、仲良く子育てをしているらしい。



宮「タマ帰って来て、もう独りで行ったりしないから」

玉「ほんとに?」

宮「うんタマと一緒に行く俺はタマだけを愛しているんだ」

玉「宮田、フッ」

宮「タマ、ニコッ」



はいはい、この続きは自分ちでやってくれ。

ギシッ、ギシッ、ギシッ!



北「太輔、あっあっ」

藤「宏光、ニコッ」



俺達は、平凡だけど幸せに暮らしていた。

きっと、これからも。

なんど生まれ変わったとしても、必ずお前を見つけだし。

そしてまた愛する―



北「あっ、あっ、イクッ、太輔、太輔えぇーっ」



ギュッと抱きしめればニコっと微笑み返す、その笑顔を見ながら思う。

“愛している”

“愛している太輔”

瞳で語る二人の想い永遠に続く永久の誓いと共に。

いつまでもずっと千年の愛をこの胸に―




終わり
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