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俺は彼を愛してる

第6章 peace

何か良い匂い...
ん? 今 何時?

「あっ! ユウ起きた?
うんうん 良し 熱下がってんな」

布団の側迄来たツーが
僕のおでこに手を伸ばした

「俺 もぉじき仕事だからさぁ~
これ食える?
冷蔵庫に牛乳が有るって事は
いやじゃ無いよなぁ」

牛乳?
「うん いやじゃ ない…」

そう言った途端
数時間前の事を思い出して
顔が赤くなるのが分かった

「大丈夫 安心しな
怖くねぇよ
ユウ可愛い」

アレって 夢じゃないのよねぇ

「ユウ …好きだよ」
ドキドキ

いつもなら1日は続く熱が
一晩で下がってる…

「あれ ぶり返した?平気か?」
そう言って 僕の顔をツーが覗い込む

ひぇ~
「だだ大丈夫よ この匂い シチュー?
僕が好きって 言った事あったっけ?」

「うんにゃ 聞いてねぇ
好きなら良かった
食べたいものが有ったら言って
出来るか わかんないけど
何でも 何度でも作るから
もぅ特別な事じゃねぇから」


 

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