テキストサイズ

俺は彼を愛してる

第7章 temptation

俺をエロオヤジの屋敷から助けたけど

自分は仕事で
日本に居られなくなったから

兄貴に迎えに行くよう知らせたのが
このおばさん

…思わず昔にトリップした

「呼んで来たぜ」

「やっと会えたわぁ~ ウフ
この前は パスポートが
間に合わなかったから諦めたけど
今回の 東京でデビューして
その後は私と一緒に来てね
きっと楽しいわよぉ~
一番楽しみなのは
あなたをパイパンにする事 ンゥフ
良い感じに筋肉が落ちて
女の丸みまで出てきて
より一層 性別不明に成ってきたわねぇ
もう この男物のスーツも似合ってないわ
今 良い恋してるのねぇ
肌も艶が出てるわ 妬けちゃう!」

『カチャ』

ベルトの音で
やっと 我に帰って

キモおばさんを はらいのけた

気持ち悪ぃ

部屋に戻ろう

上着と…… え?
ユウ いつの間に そこに居たんだ?

丁度良かった

ユウと一緒に居た方が
色々間違わない気がする

俺の本能がそう言ってる

一番素直な俺で居られる

自然に呼吸が出来る

森林浴が心地良いってのは
きっとこんな感じになるんだと思う

なんて言うか キレイなんだ

ユウは綺麗なんだ

 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ