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突撃せよ

第3章 浩太の実態






う"っ~イライラするぅ


午前中の授業が終わって、昼食時間の出来事だ。


はっきり言って、浩太に纏わりつく女達が目障り!!

いつもだったら

僕の隣りには浩太がいるのに………




「浩太くん、これ食べて」

「いいの?美味しそうだね」




聞きたくもないのに、僕の耳は地獄耳化してしまう。


ああ…

嫉妬の炎で、どうにかなりそう!!


一人で食べるお弁当が、こんなにも味気ないものだったなんて。

ヤバい…泣きそう…。





謝ろう浩太に、てかなんて言うんだ?


欲情してごめんねとか?

うーん、それもおかしいしなぁ…




「先輩、こいつですよ…高峰浩太…っ!!」




トイレからでたら、何やら先輩の方々に取り囲まれる。

…浩太じゃないんですけど。




「いや…僕は…」

「お前だなっ!高峰浩太は!!」

「だから…」

「ついてこいっ!!」




だから、違うんだって…

掴まれた腕が痛い。


僕は連行されるように、三人の男達に連れて行かれてしまった。



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