オキナグサ
第10章 安定と安心
「やめっ……ふ、く……ぅ」
「ここから出るの、意識して」
尿道の入り口を指の先でぐりぐり拡げるみたいに刺激されて、思わず声が出る
「ひゃ……っあぁ……」
「聖くん、ほらいい子だから」
諭すみたいに言うな……っ!!
「や……ぁ、あ……ん、ふっ」
ていうか、完全に勃起してたら出るものも出ないんだけど
先走りを塗り広げられて、ぐちゅぐちゅ厭らしい音が家の中に響く
「だ、め……っも、んぁ、あ……ぁ」
おまるが俺の勃起ちんこに引っかかってるの、すごい背徳感
「ほら、まずは白いおしっこ出るだろ?」
白いおしっこって
言い方!
朝陽さんあんなに可愛いMだったのに、いつのまにこんなSになったんだ
俺も、いつの間にこんな大人しくて可愛いMになったんだ
SとMは表裏一体とか言ってたの誰だったっけ
本当にこんな簡単に入れ替わったりするなんて思わなかった
だって俺、あんなに年上から年下までみんな虐めて喜んでたのに
今、すごい興奮してる
強制排尿
なんて
嫌、なのに
「も、やぁっ、だめ、ぇ」
「そろそろイくか?」
擦る手、早くするのだめぇ