完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第6章 完璧なご褒美に憂鬱なお仕置
社長室での曽根は私を「ライカァ~…」と、熱のある声で呼ぶことが多い…
誰もいないことを良い事に…
出来れば私の足元で仕事がしたいとヤバイ発言を平気でする…
今まで生きてきて…マゾ属性であるこの性格を押さえて隠して生きてきたのが…
私との出会いと関係でリミッターが壊れている状態らしい…
「///ライカのその目で毎日私は、天国のような日々を送っています!」
「私は、毎日地獄のような日々でございます」
「///やん!その言い方…財前見たいですね――――…ちょっとヤキモチです!」
仕事の書類を床に置き――――…私の足元で書類に目を通す曽根は頬を膨らませてすねる…