完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第6章 完璧なご褒美に憂鬱なお仕置
「早く――――してください!今日こそは早く帰って暑いお風呂に入りたかったんです!!」
「///お、お風呂♪?!私も一緒に入りたいです!」
「私は嫌です!」
曽根はシュン…と、なりながらデスクに向かうとダラダラと仕事を始めた…
見事に…やる気ゼロ雰囲気…このバカ犬…
「…その書類の山を5分以内で終わらせたら…考えてあげましょうか?」
少し…甘やかしてみる…
「////え!?本当ですか!?////ライカァ~!
私!頑張ります!!」
5分後…
曽根の脱け殻がデスクに横たわる…
そんな状態になるまで曽根は頑張ったが…書類の山は低くなることは無かった…
「…ラ…ライカァ…///残り湯…飲むのはダメかな?」
「ダメに決まってます!」
相変わらず――――…ドン引きです…